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映画『死に花』
Original Soundtrack

音楽:周防義和
2004
Epic Records
ESCL-2548

犬童一心監督・映画『死に花』のオリジナルサウンドトラック。

COMMENT

track02 『彼女はワルツで考える』
メインタイトル後の和子(星野真理)登場シーン。和子と穴池(青島幸男)のキスシーン。菊島(山崎努)の下半身の動き、それを見守る鈴子(松原智恵子)のシーン等、重要場面で使われた、とぼけたキュートな音楽。

track03 『Ddurのエスタンピ』
アヴァンキャストスタッフ部分で使用。セミクラシカルでちょっとオシャレにいった。

track04,22 『ウォータージェロンマン』
このドラマの核となる銀行強盗プロジェクトを推進するテーマ音楽。ジャズロック風のリフをマーチ風や8ビートでバリエイションした。脚本を読んだ時、この元気な老人たちのテーマ音楽はジャズロック風でいこうとひらめいた。かっこいい16ビートや歪み系のロックではないし、前向きだけど多少情けない感じを兼ね備えた感じにしたかった。劇中ウォータージェットという機材を操る老人達ということでこのタイトルに。勿論1960年ジャズロックの名曲Herbie Hancockの『ウォーターメロンマン』に敬意を表して、です。

track05 『Old Slide Song』
ボトルネックギターのメロディによるリラックスMusic。

track07,17,26 『Sampo 1丁目、2丁目、3丁目』
映像を観ながらカリンバを即興的に弾いた音楽。劇中ではホームレスの先山(長門勇)のテーマになっている。

track09 『Impromptu for Ino』
図書館に勤める美人(戸田奈穂)に恋心を抱く真面目で不器用な伊能(宇津井健)のテーマ。ピアノの即興音楽。

track11 『Swingin'Skull×2』
火葬場でなんと2つの頭蓋骨がでてくる!シーンに作曲。4ビートですきま感あり、コード進行もしない感じで。

track12,18,25 『Actual Facts・・・』
『ウォータージェロンマン』をスローなピアノ曲にアレンジしたversion。LydianFlat7thScaleによる作曲。

track15,20 『行方知レズ、彼女ノ心』
ヤワラカで、ちょっとラヴリィな音楽。

作曲編曲:周防義和 except:track1,6,16

STAFF & MUSICIAN

Produced by:安東義史(カンパニーAZA)
(except:track1)
Supervising Producer:久保田修
(IMJエンタテイメント)
Recorded & Mixed by:小幡幹男(except:track1)
Recorded by:大野映彦( track6.16)
Musicians Coordinations:佐々木賢作、
松井香(オフィスケン)

guitars,keyboards,programming,
ukulele,kalimba,melodion:周防義和
tenor sax:ボブ ザング
trumpet:西村浩二
trombone:広原正典
drums:石川雅春
bass:加瀬達
piano:美野春樹
strings:桑野聖グループ
manipulator:栗山善親

A&R Director epic records:昼間徹史(epic records)
Art Direction:奥谷康裕(higway graphics)
Photography:西村彩子
Executive Producer:北神行雄(東映音楽出版)
小林和之(epic records)

監督:犬童一心
出演:山崎努 青島幸男 宇津井健 谷啓 松原智恵子
星野真理 藤岡琢也 長門勇 加藤治子 森繁久彌