ロマンス2015年9月公開予定 |
音楽はJirafaと共同担当。 |
超高速!参勤交代2014年 |
痛快時代劇エンターテインメント作品。 |
舞妓はレディ2014年 |
ミュージカルシーンが10以上ある映画ということで作曲家である自分にとっても、大きな仕事だった。京都を舞台にしたお茶屋、舞妓さんの物語というファンタジー作品。 |
四十九日のレシピ2013年 |
rubatoで自らバンドゥリアで演奏した曲やさりげなくつけたのが印象的。時間軸が戻るシーンでのエレキギター、ピアノの楽曲が自分では気に入っている。その後の川べりでの音楽も納得。 |
終の信託2012年 |
音楽は木管、ピアノ、弦楽セクション、打ち込み系等。前半の綾乃の苦悩するシーンには弦でマイナー音階のミニマル風モチーフで構成、病院での密会でもこのヴァリエーションで。そのモチーフを綾乃が倒れるシーン、江木の倒れるシーンにも低域でリアレンジした。 |
毎日かあさん2011年 |
音楽は弦楽セクション、ピアノ、フルート、オーボエ、サックス、ウクレレ、アコースティックギター、パーカッション、打ち込み等で作曲。永瀬正敏が演じた役カモシダの危なさはLydianFlat7thのモード風な不思議なモチーフで作曲。普通の日常と少し風変わりな登場人物の日常を抑制の効いた作風で構成した。音楽で盛り上げるというようなことはしていない。 |
鴨川ホルモー2009年 |
万城目学(まきめまなぶ)のベストセラー小説の映画化。本木克英監督はこの原作の世界感に70年代~80年代風の木造 アパート、その時代の貧乏臭い、ちらかった部屋、流行とも余り関係ない学生感を注入、それが京都大学吉田寮(映画では百万遍寮という設定)の緑ある中の木造の学生寮=昭和な雰囲気がたまらなく良い。全編京都での撮影もこの奇妙キテレツな展開を和らげているのかもしれない。編集されたDVD映像を見つつエレキギターで即興的に作曲し、まとめていく方式を数シーンで試みた。また家にあった沖縄の楽器三線(さんしん)でクリックも使わず、やはり即興的に合わせていく音楽も作曲。はじめて三線をどうにか弾いた。これは石橋蓮司さんの出てるシーンでとても楽しい作曲になった。オーケストレイションから打ち込み、ギター系、笙や和太鼓の邦楽系、三線、と僕の音楽デパートのような音楽制作を楽しんだ! |
それでもボクはやってない2007年 |
満員電車での痴漢事件から日本の警察制度、裁判制度に一石を投じた社会派作品。ドキュメントを見るかの如くリアルなタッチで物語は展開。よって劇中音楽も試行錯誤の末に、しぼりこんで8シーン程のみ。主人公の最後のセリフを受けて始まるエンディング音楽『静けさの中で』(vo:tomo the tomo)は素晴らしい仕上がりで納得いく楽曲になった。この音楽で第31回日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。DVDでもリリース。 映画、そして周防正行監督はキネマ旬報、毎日映画コンクール、報知映画賞等数多くの賞を獲得。日本アカデミー賞ではもたいまさこが最優秀助演女優賞、美 術の部谷京子、編集の菊池純一がそれぞれ最優秀を獲った。 |
アルゼンチンババア2007年 |
よしもとばなな原作の同名の短編小説の映画化。父と高校生の娘、そこにアルゼンチンババアなる不思議な女性が絡んで展開する、じわっといいストーリィ。 よしもとばななは「自作の映画化では一番の出来映え」と語っている。劇中音楽はさりげなくしっとりと弦楽、木管、ピアノ等で作曲。他に激しいアルゼンチ ン産のタンゴも挿入される。 DVDでもリリース。 |
死に花2004年 |
元気な老人たちが奇想天外な活躍の痛快作品! 劇伴の骨となるテーマはジャズロックチューンの『ウォータージェロンマン』。またカリンバで映像を見ながら即興演奏でつけた音楽も楽しんだ。 |
ドラッグストア・ガール2004年 |
中年オヤジたちがいい感じに描かれてて、でも田中麗奈も自然にコメディしてて面白いメチャ楽しい喜劇作品だ! 音楽もちょっと不思議だったりオールディーズ風あり、ロックありで。 70年代風ロックポップのオープニングテーマ(歌:中嶋朋子)も作曲。『ジェロニモストンプ』では自ら歌ってしまった。 |
千の風になって |
木管、弦、ピアノ等で感情的につけるのではなく、さりげなくドラマを支えたかった。シリアスで悲しい短編が3つ連なる作品。 |
ファンシイダンス1989年 |
音楽担当。実際にお寺の打楽器音をサンプリングして劇中音楽の一部を作曲。 |
お墓と離婚1993年 |
音楽担当。 周防義和 率いるノンジャンル弦楽ユニット『BREW-BREW』による日常的チョト逸脱系音楽。弦楽カルテットでピチカートによる音楽をメインに作曲。 |
シコふんじゃった。1992年 |
音楽担当。 弦楽セクション、木管、マリンバ、アコーディオン、打楽器等のアンサンブルで作曲。 日経エンタテインメント誌で映画音楽作曲家、故佐藤勝氏より高い評価を受ける。 サントラCD(日本コロムビア)リリース。2005年4月DVDリリース。 |
変態家族 |
音楽担当。小津安二郎監督へのオマージュ作品といわれ周防正行監督にカルト的ファンを生む。音楽はさりげなく...60年代風劇伴かも。音楽演奏も参加された笹田和裕/DRUMS、郷忠孝/BASS、小石巳美/KB/VO、エンジニアの大坂正雄、各氏に感謝致します。 |
Shall we ダンス?1996年 |
音楽担当。 サウンドトラックアルバム(徳間ジャパン)を発表。主題歌『Shall we dance?』(歌: 大貫妙子 編曲:周防義和)も担当。 『Shall we ダンス?』で1997年日本アカデミー賞最優秀音楽賞受賞。ボールルームダンスのクイックステップ、イングリッシュワルツ、スローフォックストロット、タンゴ、ルンバ、パソドブレ、ジルバ等を作曲。2005年4月DVDリリース。最後のダンスシーンに私も出演、ダンスしてる! |
恋と花火と観覧車1997年 |
音楽担当。長塚京三と松嶋菜々子の観覧車の中でのキスシーンにつけた『PIANO KISS』そしてその余韻の横浜夜景につけた『STRING KISS』が自分でも好き。周防義和ソロアルバム『空想から映像連鎖』に収録されている。『PIANO KISS』ではエリックサティ弾きとしても有名な柴野さつきが参加。 |
釣りバカ日誌・イレブン2000年 |
音楽担当。後で『釣りバカ日誌12』『釣りバカ日誌10』との合同オムニバスサントラがリリース。(SMEJ Associated Records AICT1327)ドラマ内容はおなじみハマちゃんとスーさんが沖縄に行く話と、リストラ等が絡んで展開する。ハマちゃんのテーマ音楽もきにいっている。 |
東京マリーゴールド2001年 |
音楽担当。サウンドトラックアルバム(ポニーキャニオン)を発表。淡々とした中に少し不思議で普遍的な映像音楽を作曲。テーマ曲『Love is more than this』 (歌/ Susan Osborn)も作編曲。そういえば田中麗奈と小沢征悦とのキスシーンにも作曲したなあ。 映画は林真理子の小説『一年ののち』を市川準監督が映画用にリメイク。共演に樹木希林 寺尾聡。 |
これ以外に、「高橋伴明監督作品のピンク映画約20本の音楽担当(1980年代後半)」 |