Art by Chikako Mochiki / Photo by Tomoe Hayakawa

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photo by Zenni Yukishige





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YOSHIKAZU SUO | 周防義和
作曲・編曲家


1953年 東京 中目黒生まれ、長野県軽井沢在住。5才の頃ピアノ教育を受け、中学時代から作曲し始める。高校から大学時代(日本大学商学部)へとロック、ジャズの影響を受け作曲・編曲。An School of Contemporary Musicで作編曲家ピアニストの佐藤允彦氏にアレンジを学ぶ。

音楽性について、映画音楽は弦楽・木管・打楽器などオーケストレイションから、ジャズ、ロックのイディオムを使ったヴァリエーションある音楽アンサンブルをみせる。ヴォイスを絡めた楽曲も多数。モード手法を用いた作曲も推し進めている。自己ユニットのソロアルバムではロック・ミュージシャンとして、ノンジャンルポップ曲、無国籍テイストなサウンドメイカーである。

2015年:日本インターネット映画大賞 音楽賞を受賞 映画『舞妓はレディ』
2015年:おおさかシネマフェスティバル 音楽賞を受賞 映画『舞妓はレディ』
2015年:毎日映画コンクール 音楽賞を受賞 映画『舞妓はレディ』
2015年:日本アカデミー賞 最優秀音楽賞を受賞 映画『舞妓はレディ』
2008年:日本アカデミー賞 優秀音楽賞を受賞 映画『それでもボクはやってない』
1997年:日本アカデミー賞 最優秀音楽賞を受賞 映画『Shall we ダンス?』
1992年:J.A.M.主催 広告音楽大競技会 第2カテゴリー受賞

~ サントラ、ユニット、ソロ等のアルバム制作は36枚制作 ~

2014年 コンポーザー、シンガーのJirafaと映画音楽制作ユニット「Sura:5」結成
2012年4月 作曲理論書『僕らはROCKで作曲する』電子書籍として執筆
2010年8月 第35回湯布院映画祭にて、周防義和映画音楽特集開催、tomo the tomo carpe diemのライヴ披露
2008年 日外アソシエーツ刊行「日本の作曲(近現代音楽人名辞典)」掲載

MPJ レギュラー作編曲講座担当
大阪スクールオブミュージック 特別講師
名古屋学芸大学 講師
東京造形大学 講師
埼玉県立大学 講師


手がけた作品、活動など一部抜粋 詳細はこちらへ

映画で『ロマンス』(15年9月公開予定)、『舞妓はレディ』14年、『超高速!参勤交代』14年、『四十九日のレシピ』13年、『毎日かあさん』11年、『鴨川ホルモー』09年、『アルゼンチンババア』07年、『それでもボクはやってない』(エンディング曲「静けさの中で」Vo: tomo the tomoは代表的作品)07年、『ドラッグストア・ガール』『死に花』『千の風になって』04年、『東京マリーゴールド』01年、『釣りバカ日誌・イレブン』00年、『Shall we ダンス?』96年、『シコふんじゃった。』92年、『ファンシイダンス』89年:TVドラマで『めぞん一刻』『さくら道』『つぐみへ...』『奇跡の人』『丹下左膳(中村獅童)』『美味しんぼ(1)』『おいしい殺し方』『サラリーマン教室・係長は楽しいな』:アニメーションで『シャーマニックプリンセス』『大運動会』『プリティサミー』『天使になるもんっ!』『カスミン』『忘却の旋律』『AIR( 劇場版)』:舞台劇で宝塚歌劇団舞台ミュージカル『Shall we ダンス?』作品提供13年、『女殺油地獄』、『獅童流・森の石松』:ラジオドラマ『ぶたぶた』09年、ワルシャワフィルハーモニックオーケストラでレコーディングなど98年

『にほんごであそぼ 』(11年~)、NHK朝の情報バラエティ番組『あさイチ』(10年~)、NHK『課外授業ようこそ先輩』(テーマ曲)08年~、『いないいないばあっ!/モニョモニョ 』08年、『おかあさんといっしょ/うちのびじゅつかん』05年、Webムービー『10minute diary』05年、NHKドキュメンタリー『にっぽん夏紀行』(テーマ曲)04年、フジTV音楽番組『WOOD』93年

自己ユニット多数、様々な試み

《tomo the tomo carpe diem》でシンガーtomo the tomoとアルバム『CARPE DIEM』を発表(10年)、ライヴ活動も。《BREW-BREW》で浮遊感の弦楽ロック(1990年代)、《COMA》では『COMA』『ぬかよろこび』の女声ポップアルバム、ソロアルバム『空想から映像連鎖』『SLOW SLIDE SONGS・弦異抄』『遇游歌集』(15年)発表。各ユニットでギタリスト、キーボーディスト、ヴォーカリスト活動。Violinist 桑野聖アルバム『東方弦聞録』プロデュース、作品提供。シンガーソングライター坂口由起子アルバム『榛』プロデュース。

1100本を超えるCM作曲

女声の地声で構成したアカペラ合唱曲作品でJ.A.M.主催、広告音楽大競技會 第2カテゴリー受賞。後にこの楽曲はシンガーおおたか静流の一人ダビングによる合唱曲『春は萌え』にリメイク。アルバム『RETURN』92年に収録。川村昌子(箏奏者)のアルバム『Between the Lines』で箏(13絃17絃)をフィーチャー。チェロ、マリンバ、アコーディオン、ギター、パーカッション、コーラス編成の作品を作曲。この作品『リズムがかけらをひろう』は2001年4月からNHK-FM《邦楽ジョッキー》のテーマ音楽に。やまがたすみこ(歌手)、泉尚也(ベーシスト)等に楽曲提供。泉尚也ユニットCYANOSにギタリスト参加。

『向田邦子イノセントシリーズ』主題歌「Out Of The Blue」は自ら歌い多くの賞賛をいただいた。同シリーズ『隣りの女』でエレキギターだけの即興風劇伴音楽を作曲。自己ユニットCOMAで歌「本屋の少年」「SPIRAL」は、アフリカ音楽に影響されたコード進行しない作曲でモード手法をポップに取り入れた作風を展開。自己ユニットBREW-BREWは弦楽ROCKとも言うべきスタイルのポップ・ロックでメジャーからアルバム2枚発表、独自の世界観をつくる。ROLLING STONES「Jumping Jack Flash」を弦楽四重奏に編曲。自己ユニットtomo the tomo carpe diemは映画主題歌「静けさの中で」をロック風にリメイク。広島のライヴは作曲「青空」、バラード「Carpe Diem」など発表。NHK Eテレ『にほんごであそぼ』に作曲した「さよなら」(13年)が多くの賞賛をいただいた。